ガールズケイリン参戦の美女軍団が鎌倉、江ノ島を満喫!

2018年5月4日6時15分  スポーツ報知
  • 鎌倉・英勝寺の竹林をバックにポーズをとる(左から)ハンセン、デグレンデル、ファンリーセン、小林、グロ、モートン
  • 着物を手に取るハンセン
  • 水族館の生き物に興味津々のファンリーセン(左)とハンセン
  • イルカショーで水がかかり大興奮の(左から)ハンセン、ファンリーセン、グロ、デグレンデル、小林、モートン
  • 新江ノ島水族館の大水槽の前で記念撮影する(左から)モートン、ハンセン、ファンリーセン、デグレンデル、グロ、小林
  • ウミガメと一緒にハイチーズ(左から)モートン、グロ、デグレンデル
  • 人生初の水族館にご満悦の小林

 美女アスリートが鎌倉に集結。ガールズケイリンの短期登録制度で来日中の、ロリーヌ・ファンリーセン(オランダ)、ナターシャ・ハンセン(ニュージーランド)、ステファニー・モートン(オーストラリア)、マチルド・グロ(フランス)、今年の世界選手権ケイリンで金メダルに輝いたニッキー・デグレンデル(ベルギー)の5人が、4月28日、世界的にも有名な観光地、神奈川・鎌倉と江ノ島を訪れた。今回は日本の女王・小林優香(福岡)が案内役? を買って出た。鎌倉では着物姿で名所を散策。江ノ島では「新江ノ島水族館」でイルカショーなどを楽しんだ。(永井 順一郎)

 眠たい目をこすりながら6人が、江ノ電に揺られて鎌倉駅に降り立った。口々に「ネムターイ」を連発。しかしそれはわずか数分のことだった。鎌倉駅西口にあるレンタル着物「VASARA」の店内に一歩足を踏み入れると、さっきまでのうつろな表情はどこへやら、我先にと着物に群がった。

 19歳のグロが秒速で決めた。白地にピンクの桜が描かれたものを「ワンダフル」と手に取った。ファンリーセンは大人の女性らしく黒地の花柄。モートン、デグレンデルも決めたが、ハンセンは複数の着物を手に迷っている。「どれもかわいくて、ナヤミマース」。外国人5人の着物姿は確かにかわいい。しかし一番似合っていたのは「毎年、お正月に実家で着物を着ているから」の小林。レース中に見せる鬼気迫る表情とは別の、まさに大和撫子だった。

 気分はすっかり日本人の5人と小林が向かったのは、鎌倉で唯一の尼寺・英勝寺。徳川家ゆかりの名刹だ。神社仏閣に興味が一番あるファンリーセンの歩く速度が上がる。すると目の前に現れたのは竹林。「WOW! ビッグバンブー、アメージング、ビューティフル」と大興奮。「ニッポン、ウツクシイ」とデグレンデルも声を張り上げた。

 次は、英勝寺から10分の鶴岡八幡宮。すれ違う観光客が振り返る美女軍団は、鎌倉の景色を楽しみながら歩を進めた。鳥居をくぐりふと目をやると結婚式の真っ最中。初めて見る白無垢(むく)姿の花嫁に6人はくぎ付け。スマートフォンを片手にシャッターを切りまくり。その場をなかなか立ち去らない。「ワタシモ、カワイイ、オヨメサンニ、ナリターイ」と誰かが言った。日本有数の神社である鶴岡八幡宮。その雄大で荘厳な雰囲気に圧倒されるかと思いきや、「オミクジ? WHAT」興味は尽きない。6人がおみくじを引いたが「大吉」は出ず、「私は多分、中吉かな。いつもそんな感じ」の小林は末吉だった。グロはここで「家族に買ってあげるの」とお守りを3つ、3000円で購入した。お守りの意味を分かっているのかは定かでないが。モートン、デグレンデル、グロの3人は金魚すくいに初挑戦。モートンは大きな出目金だけを狙い2匹、デグレンデルは10数匹をゲット。グロは「持ち帰りたい」と駄々をこねた。

 この日は、気温24度を超えた。しかし、彼女たちに暑さと疲れたという言葉はないらしい。「ショッピングストリート? グレイト」と小町通りを探索。すれ違えないほどの人の多さも関係なし。いつしか、6人はバラバラに。さすが世界トップクラスのアスリート。グングン、突き進んだ。

 「部活が忙しくて高校の遠足、修学旅行にも行けなかった。一度も行ったことがない水族館に行きたい」という小林のリクエストに応え、混雑する江ノ電で「新江ノ島水族館」へ。イルカショーを見るため席に着こうとすると、デグレンデルが「COME ON、ウォーター、OK」と前から2列目に。イルカのジャンプで100%水がかかるポジションにも、世界チャンピオンは動じない。案の定、水しぶきが6人を襲う。「キャー」と叫びながらも楽しそう。ちなみに一番、水をかぶったのは席をチョイスしたデグレンデル。そして子供のようにはしゃいでいたのが小林とグロ、モートン。目を輝かせイルカに手を振る姿は、少女そのもの。グロに至ってはイルカに「シーユー」を連呼。

 所狭しと館内を歩き回っていると「何のアスリート集団ですか」と女性が声を掛けてきた。モートン、小林以外はショートパンツ。はち切れんばかりの筋肉が目をひいたのだろう。大水槽の前で記念撮影。館内放送が営業終了を知らせる。「クローズ?」楽しい時間はあっという間に過ぎる。外国人5人は「サイコーノ イチニチデシタ。キモノモキラレタシ、テンプルニモイケタ。ニッポンノココロガ、スコシワカッタ」と口をそろえた。小林は「すごく楽しかった。こんな時間を過ごせたのは久しぶり。念願の水族館にも行けたし、今度はもっとゆっくり回りたい」と笑顔を見せた。そして「東京五輪は彼女たちと戦うことになる。負けないように頑張ります」と最後はライバル心をのぞかせた。

 ◆短期登録選手制度とは……自転車競技の国際大会で優秀な成績を収めた者の中から5人を選出(昨年、一昨年は4人。その前は2人)。5月上旬から6月中旬に各地で行われる「ガールズケイリン」に参加する。

 ◆着物レンタル「VASARA」…京都、東京・浅草、銀座、鎌倉(2店舗)など全国18店舗をもち大人気。鎌倉店はJR、江ノ電鎌倉駅から徒歩0分。洗練された着物・浴衣を1000着以上そろえている。問い合わせは全国共通コールセンター TEL03・5577・5882(9時~19時、年中無休)。

 ◆英勝寺…鎌倉市扇ガ谷にある浄土宗の寺院で、鎌倉唯一の尼寺。江戸時代には水戸徳川家の姫が代々、住職を務めた。「花の寺」として知られ、春の白藤は有名。境内の奥に広がる竹林は壮観。鎌倉駅から徒歩約12分。

 ◆新江ノ島水族館…「わくわくドキドキ冒険水族館」をコンセプトに04年4月16日オープン。体験学習館など13のゾーンに分かれている。「相模湾大水槽」(高さ9メートル、水深6・5メートル、底面積144平方m、容量1000トン)は圧巻。イルカ、ペンギンショーが大人気。問い合わせはTEL0466・29・9960。

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