【永井が見た】小川美咲、一番の印象は「バンジージャンプ」

2018年12月14日7時0分  スポーツ報知
  • バンジージャンプに挑んだ小川美咲

 1本の電話。そこから小川との付き合いが始まった。「今度、小川美咲って子が入るので、取り上げてください。本当にかわいいんです。ルックスだけでなく実力もあるんです」と関係者。ガールズケイリンは当時、私のライフワークと言ってもよかった。

 1期生が在校中は月に数回、伊豆市の学校に足を運んでいた。入学式当日、小川と対面。「かわいいな。まだ子供っぽいけど、タレントと言ってもいいくらい」と心底思った。売り上げ低迷にあえぐ業界にあって、救世主になれる。業界内だけでなく、外の世界に発信できると確信したものだ。

 卒業後はスポーツ報知とスポンサー契約を結んだ。そして「美咲通信」の連載開始。一番印象に残っているのは「バンジージャンプ」だ。私なら1億円もらってもやらないバンジージャンプも、笑顔で落下(笑い)。かわいいのに肝も据わっていた。

ピュア 小川をひと言で表すなら「ピュア」だろう。屈託のない笑顔。負けた時に見せる顔もまた、どこかかわいかった。野原との結婚も純愛だった。そんな小川から引退の報告を受けた時、私ももらい泣きをした。決して強くはなかったが、競輪場に彼女がいるだけで、盛り上がった。この決断が女性の幸福なら、喜んで送り出してあげたい。

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