【巨人】小林のゴールデングラブ賞を村田ヘッド祝福 さらなる飛躍へ熱く厳しいエールも

2017年11月9日16時57分  スポーツ報知
  • ブルペンの様子を見る(左から)斎藤投手コーチ、村田ヘッド、高橋監督

 巨人の小林誠司捕手(28)が9日、セ・パ両リーグの守備のスペシャリストに贈られる「三井ゴールデン・グラブ賞」を初受賞した。

 今年は138試合の出場で盗塁阻止率2年連続12球団トップの3割8分。捕逸はわずか2で、130試合以上で捕逸2は92年のヤクルト古田以来、25年ぶりという安定感で、文句なしの受賞となった。

 今季までヘッドコーチを務め、秋季宮崎キャンプから新たな肩書で小林を指導する村田真一ヘッド兼バッテリーコーチは「阻止率も高いし失策も少ない。安定した守備で申し分ないと思う。今年は去年までと違って準備ができていたからワンバウンドもしっかり止めた。あの肩も一番。おめでとうと言いたい」と祝福した。その上でさらに成長して超一流の捕手になって欲しい、との思いから小林に熱いメッセージを送った。

 「いつも誠司に言っているのは『勝ったチームの捕手が評価される』ということ。勝たないことにはあいつの価値は上がらない。捕手は勝ってなんぼ。守備だけじゃない。バントだってそう。誠司には『あいつしぶといな』『あいつ執念あるな』っていう選手になって欲しいのよ。打撃だってどうやったら2割5分打てるのか。だから俺はうるさく言うし怒るよ。それをあいつが『そうやな』と思うのか『うるせえなこいつ』と思うのかは知らんよ。でもジャイアンツの歴史に名を残して欲しいからあいつには。名を残すには勝つしかない。だから誠司に求めたいのは1球、1勝に対する執念。しぐさを見て全員が『あいつ執念あるな』と思うようにならんと。捕手はグラウンド上の監督代行なわけやから。減ったとはいえまだ軽率なプレーもある。来年は優勝してゴールデングラブを取ってもらって、一緒に美酒を味わいたいよな。何年も続けてやって本当のスーパースターになれる。今年こんだけ負けたんやから『賞もらえて良かったな』くらいでええんちゃう。これで満足してたら終わりよ。日本シリーズの経験がない捕手は評価されないんやから。とりあえずはおめでとうやけど、さらに飛躍して欲しいし、できると俺は思っているよ」

 小林の能力を高く評価しているからこその熱い、熱い言葉。激戦の捕手争いが小林を筆頭にハイレベルな競争になれば、チーム力は間違いなく上がるはずだ。

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