【巨人】ゲレーロという男「東京Dなら50発は打てるぜ」…中日担当が分析

2017年12月16日5時30分  スポーツ報知
  • ゲレーロ

 巨人は15日、新外国人選手として、今季限りで中日を退団したアレックス・ゲレーロ内野手(31)と来季の契約を結ぶことで合意したと発表した。契約期間は2年で、契約金を含めて総額8億円(金額は推定)。背番号は「5」に決まった。今季の巨人は打線に迫力を欠いたが、セ・リーグ本塁打王の加入で不安は解消。打順は4番が最有力視され、来季の逆襲へ向けて頼もしい戦力が加わった。

 「ああ見えて」と言っては失礼だろうか。ゲレーロは練習の虫である。鳴り物入りで来日したが、4月を終わって2本塁打と不振を極めた。すると、外国人は免除される月曜日の指名練習に志願参加。メジャーのプライドを捨て、波留打撃コーチによるフォーム矯正を受け入れ、5月から打棒が爆発したのはご承知の通りだ。好調時も月曜日にはナゴヤDのトレーニング室にこもることが多かった。

 性格は意外に繊細で、完璧主義者。5月7日の巨人戦(ナゴヤD)で連敗を6で止める決勝3ランを放ったが「以降の3打席に納得いかなかった」と試合後、中継テレビ局のヒーローインタビューを拒否している。

 野球人生で「本塁打を狙ったことはない」という。「常に考えていることは、いかに芯に当てるかということ。キューバ人はみんなそうさ」と話すだけに、助っ人砲にありがちな“扇風機”になることはないだろう。

 シーズン終盤には「本拠地がナゴヤドームで35発だぜ。東京ドームなら50本は打てるぜ」とウィンクしてみせた。これまでゲレーロを取材してきて、うそをつかれたことは一度もない。(中日担当・田中 昌宏)

 ◆アレックス・ゲレーロ(Alex Guerrero)1986年11月20日、キューバ生まれ。31歳。2013年に亡命、同年ドジャースと総額2800万ドル(約31億3000万円)の4年契約を結んだ。14年にメジャー初昇格。メジャー通算117試合、2割2分4厘、11本塁打、36打点。今季から中日でプレーし、130試合、2割7分9厘、35本塁打、86打点をマーク。182センチ、99キロ。右投右打。

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