【巨人】岡本、三塁奪取「ダー」 初対面アントキの猪木意気投合で闘魂注入!

スポーツ報知
別のイベントで訪れていたアントキの猪木(中)と「1、2、3、ダー!」と叫ぶ岡本(右)と脇谷(カメラ・中島 傑)

 巨人の岡本和真内野手(21)が23日、闘魂を注入された。千葉・イオンモール幕張の「スポーツオーソリティ幕張新都心店」での野球教室に、同僚・脇谷とともに参加。途中、同じ敷地内で別のイベントに参加していた、ものまねタレント・アントキの猪木(44)が会場を訪れ、初対面を果たした。

 一緒に「ダー」のポーズを決めて意気投合。来季、三塁のレギュラー奪取を目指す右の大砲に、「元気があれば何でもできる」の精神がたたき込まれた。

 ファンと笑顔で交流していた岡本のもとに、ショートタイツ姿の元気な男が突如、やって来た。面識はなくても、ひと目で誰だか分かる。「初めまして…」。アントキの猪木の強烈なオーラにやや圧倒されながらあいさつ。そのまま記念撮影に入った。

 1枚目の岡本は直立不動でポーズなし。緊張気味の様子を見た猪木は「よし、こうやって手を上に上げましょう」とテイクツー。拳を掲げて「ダー」と一緒にポーズを決めた。ビンタこそ見送られたが、闘魂が注入された瞬間だった。

 3年目の今季は「7番・左翼」で開幕スタメンも、15試合で打率1割9分4厘、0本塁打に終わった。球団は若返りを図るため村田を戦力外とし、岡本は村田の背番号「25」を継承。「来年はサードを守りたい」と、本来のポジションに挑戦する覚悟を見せている。

 巨人のサードといえば長嶋茂雄、中畑清、原辰徳、村田など明るく、華のある名選手が守ってきた。岡本は今オフ、複数のイベントに参加しているが、自身のトークについては「動画とかで見ると声が小さかったり、滑舌が悪いです」と自己分析。来年2月のキャンプでは練習から大声を出してアピールするつもりだ。

 この日は、イベントの特別協賛・アパホテルの元谷芙美子社長(70)もサプライズで登場し初対面。「岡本和真く~ん、大好き~」と握手を求められ、著書「強運」も贈られた。「オーラがすごかったです」と、エネルギーを受け止めた。

 別のイベント会場から“乱入”したアントキの猪木は、「元気があれば何でもできる」のネタなどで見た目は豪快だが、優しい男。岡本は「応援しています。頑張ってください」と激励されて活躍を誓った。小学生には打撃指導も行い、「みんな楽しそうだった。そういう気持ちを忘れずにやりたい」と原点回帰。熱いプレーでレギュラーを目指す来季に向け、たっぷりパワーを充電した。(片岡 優帆)

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