【巨人】坂本“鬼主将”キャンプ手応え「一気にガッといきたい」

スポーツ報知
バレンタインデーを前に、女性ファンにチョコレートをプレゼントした坂本勇(前列中央=カメラ・中島 傑)

 巨人の坂本勇人内野手(29)が13日、若手を中心とした活気のある雰囲気の中、宮崎キャンプを打ち上げた。主将4年目の今季は厳しい姿勢でチームを引っ張る“鬼主将”になると宣言。自ら声を出すことで盛り上げ、若手を引っ張ってきた。そうした効果もあり、「普段おとなしい子も声を出すようになったし、少しずつよくなっているかな」と手応えを口にした。

 意識づけの成果でもあった。キャンプ中から若手には声を出すことで活気ある練習環境を作り出すことを求めてきた。「いつもより若い選手も多いし、活気がないとダメ。(自分が)意識して声を出すことで周りも声を出しやすくなるからね」。少しずつ浸透した結果、この日の投内連係では絶え間なく各ポジションから声が鳴り響いていた。

 15日からは温暖な沖縄で2次キャンプがスタートする。宮崎での紅白戦2試合は出場しなかったが「もう試合も入れると思うし、出ることでスイングの切れ、体のキレも100%、120%と徐々になっていく。一気にガッといきたい」と全開宣言。ここからさらにチーム、自身の状態を上げていく。(後藤 亮太)

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