【巨人】OP戦10試合13発は年間186発ペース!空中戦で打ち勝つ打線へ

2018年3月15日7時0分  スポーツ報知
  • 4回1死、2打席連続本塁打となる左越えソロを放ち、跳び上がって打球をみつめるゲレーロ(捕手は甲斐=カメラ・中島 傑)

 ◆オープン戦 ソフトバンク5―6巨人(14日・福岡ヤフオクドーム)

 巨人はゲレーロが初回に2ラン、4回にソロと2打席連発。岡本も5回にソロを放ち、計3発の空中戦でソフトバンクに連勝した。オープン戦10試合で13発は、シーズン186発ペースだ。また、坂本勇が3番で1軍に再合流。“ほぼ開幕オーダー”で昨年日本一の若タカ軍団に競り勝った。

 快音を残して、白球はあっという間にすっ飛んでいった。ゲレーロが怪力を見せつけた。初回2死三塁。バンデンハークの初球、外寄りの145キロ直球を振り抜くと、弾丸ライナーで左翼ホームランテラス席へ飛び込んだ。先取点を呼び込む3号2ランに「打てるゾーンに来たら初球から叩こうと思っていたよ」と納得の表情を浮かべた。

 これだけでは終わらない。同点とされて迎えた4回の第2打席。フルカウントから外角の118キロカーブを、手元までしっかり呼び込んで捉えた。高いアーチを左翼ポール際へかけた。「それぞれ違う球種だったけど、両方ともいい感触だった」。2打席連発で決勝点をもたらした。

 これで12球団トップタイの4本塁打。それを問われると、ニヤリと笑って「5だ!」と右手を広げてアピールした。降雨ノーゲームとなった2月25日の広島戦で放っていた“幻の1号”を忘れてくれるな―。本塁打へのこだわりを一瞬のぞかせたが「まだフォームなどを微調整して固める必要があるね」と冷静な分析も忘れなかった。

 4番の頼もしい働きに、由伸監督も「やっぱり2本とも、さすがだなという感じの打撃だったね」と改めて信頼を寄せた。昨季、チーム本塁打はリーグ3位タイの113本。1位の広島とは39本の差をつけられた。空中戦で打ち勝つ巨人復活へ―。今季のチーム本塁打は昨季の1・5倍増を目標に、キャンプでの振り込みを徹底。現在リーグトップのチーム13本塁打と、効果は着実に表れている。指揮官も「そりゃあ(ベンチの)僕も楽だしね」と待ち望む一発攻勢での試合も、G砲がいれば増えるに違いない。

 ヤフオクDでは中日時代の昨季、3試合で4発を放ったが、これで4戦6発と相性抜群。198センチの剛腕バンデンハークを「まあまあ似ているね」と30日の阪神との開幕戦(東京D)で激突有力なメッセンジャーに仮想した予行演習も完璧に終えた。「今日が100%だったとしても、明日は50%になるかもしれない。まだこの時期は(調子の波の)上下が激しいから」。この男の底は、まだまだ知れない。(西村 茂展)

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