【巨人】山口俊「長い回投げたい」救援陣へ思い

スポーツ報知
高橋監督(左)と並んでストレッチする山口俊

 “無敵”の新潟で、山口俊がリリーフ陣を救う。先発する17日DeNA戦(新潟)に向け、16日は防御率0・00と好相性の地で最終調整。上原が不振に苦しむなど救援陣に疲労が蓄積している現状に触れ、「僕が頑張って投げれば(18日は休養日で)次も1日空く。登板がかさんでリリーフの疲れがたまっていると思うし、長い回を投げたい」と責任感を口にした。

 状態の良さと抜群の相性が“すくい投げ”を後押しする。新潟では通算4試合で13イニングを投げ、防御率0・00。DeNAとは2週連続のマッチアップになるが、「前回はイニングを重ねるごとに感じがつかめた。まだ見せてない部分もある」と自信を口にした。

 8連勝中の古巣は新潟出身の飯塚が先発。“アウェー”は必至でも「ホームでやっても(DeNA戦は)違う雰囲気になるので」と動じない。前回登板の10日(東京D)はブーイングやヤジを浴びながら7回1失点と好投した。チームは直近9試合全てで先制され、1勝8敗で由伸監督も「先に点を取られないのが理想」と期待した。「先取点を与えないこと。その流れが変わればチームは変わる」と、本人も自覚は十分。ブルペンだけでなく、チームを救う決意をにじませた。

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