【巨人】小林、「誠司レーザー」で広島機動力封じる!今季24盗塁「やり返したい」

スポーツ報知
西日本豪雨災害の復興イベントで野球教室を行い、強肩を披露した巨人・小林(中央)と、広島・野村(同左)

 巨人・小林誠司捕手(29)が9日、広陵高時代にバッテリーを組んだ広島・野村祐輔投手(29)と広島県内で西日本豪雨の復興イベントに参加し、野球少年たちから強肩を「誠司レーザー」と命名された。「チームの争いも激しくなりますけど、強い気持ちを持って勝負したい」。自慢の肩で炭谷、阿部らとの定位置争いを勝ち抜く覚悟だ。

 「甲斐キャノン」に匹敵するニックネームがついた。トークライブで司会者が小林の代名詞を募集すると、約80人の野球少年が「バズーカ」「ロケット」とアイデアを出した。最後は「誠司レーザー」に一本化。「(言葉を)使っていただけるように、数多く出せるように頑張りたい」と言い切った。

 一番のターゲットはカープの機動力だ。今季、リーグ最多の95盗塁を決めた広島に、最も走られたのが24盗塁を許した巨人だった。「カープが強い。やり返したい」。小林も直接対決で7勝17敗1分けと負け越した悔しさは忘れていない。

 この日は同級生の野村と午前中から広島・坂町の仮設住宅を訪問し、その後は野球教室で熱血指導を行った。「思った以上に被害がひどかった。(大阪出身ながら)広島は原点だし、毎年、帰るという表現で来させてもらっている。またマツダで元気が与えられるように頑張る」と第2の故郷での活躍を誓った。

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