【巨人】岡本も大谷も「練習は一人でマイペース」…後藤が見た

スポーツ報知
キャッチボールをする岡本

 岡本から「僕は練習は自分のペースで一人で集中してやりたいんですよね」という言葉を聞いて、ふと思い出したことがある。14~17年に日本ハムを担当していた時、チームには二刀流の大谷(現エンゼルス)がいた。オフに入ると大谷も「僕は練習は一人でやりたいです」と口にしていた。

 大谷は、千葉・鎌ケ谷の施設では常に誰かと一緒に自主トレをやるのではなく、昼夜問わず、とにかく自分のペースで、人より2倍となる投打の練習に没頭していた姿が色濃く残っている。マシン打撃をしている時には、報道陣にお願いして視界に入らない位置にずれてもらうなど“自分の世界”に入って汗を流していた。

 この日の岡本もまさにそうだ。自分のペースでやるべき量を集中してこなしていた。「来年はもっと気を引き締めていかないといけないですから」。二刀流で誰もが想像出来ないような歴史を切り開いている大谷のように、岡本にもその未来を期待したくなる。(巨人野手担当・後藤 亮太)

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