新選手会長・石川遼「熱い気持ちは誰にも負けない」米再挑戦封印し人気回復先頭に立つ

2018年1月6日6時0分  スポーツ報知
  • 選手会の新会長に選ばれた石川遼(左から2人目)と、(左から)副会長の薗田峻輔、(1人置いて)宮里優作、深堀圭一郎

 日本ゴルフツアー選手会は5日、都内で理事会を開き、今年度の選手会長に石川遼(カシオ)を選出した。26歳110日での就任は史上最年少で、任期は2年。宮里優作前会長(37)=フリー=から3日に打診を受け、この日受諾。6年ぶりに国内ツアーを主戦場とする石川は「ゴルフ界発展のために全力を尽くしたい。会場に足を運んでくれるファンを1人でも増やしたい」と決意表明した。

 紺のスーツ姿で会見に臨んだ石川は、引き締まった表情を見せた。「優作さんから(3日に)お話をいただいてびっくりした」。決断は理事会が始まってから。「26歳ですけど、10年間プロとしてやってきて、自分がやるべきかなと。熱い気持ちは誰にも負けない」。13年から3年間務めた池田勇太の27歳14日(当時)を更新する、26歳110日での史上最年少選手会長が誕生した。

 13年から4年間米ツアーに本格参戦。昨季シード権を失い、10月から国内に主戦場を移し、今季は6年ぶりにフル参戦する。会長の任期は2年。「2年間、日本にいなきゃという後ろ髪を引かれる思いではない。2年で(米国に)戻れるかと言ったらゴルフの状態もまだまだ」と、再挑戦はひとまず“封印”する。

 昨季、4勝で初の選手会長賞金王に輝いた前任の宮里は「若いフレッシュな選手にやってもらうことで日本のゴルフ界が活性化する。石川君しかいないと考えていた」と説明。石川も「どんなに厳しい状況でも(会長とプレーの両立を)できる人はできる」と、自信を見せた。

 選手会の今年度事業計画として〈1〉ファンサービス向上〈2〉ジュニア育成〈3〉チャリティー活動〈4〉海外の共催競技への積極的な参加〈5〉選手の意識向上の5か条を掲げた。さらに、「大相撲の巡業のようなイメージ」と語り、熊本や北陸などトーナメント開催のない地域で、試合の空き週にプロアマ大会などを行う案も示した。新会長が、男子ゴルフ界の人気回復へ先頭に立つ。(岩原 正幸)

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