諸見里しのぶ、2差4位浮上 3094日ブランクVだ

2018年3月3日7時0分  スポーツ報知
  • 通算6アンダーで4位につけた諸見里しのぶ。9季ぶりの復活優勝に挑む(カメラ・今西 淳)

 ◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス第2日(2日、沖縄・琉球GC)

 5位から出た通算9勝のホステスプロ、諸見里しのぶ(31)=ダイキン工業=が6バーディー、3ボギーで連日の69をマーク。通算6アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。09年9月の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯以来、3094日(8年172日)ぶりとなる歴代4位のブランク優勝を地元・沖縄で狙う。昨季賞金女王の鈴木愛(23)=セールスフォース=が66で8アンダーの首位に立った。

 カップの縁からボールが飛び出そうなくらい強気に打った。インから出た諸見里は前半の17番、12メートルのバーディーパットを勢いよく沈めると、地元のファンから指笛と大歓声を浴びた。18番でも2メートルのチャンスを沈め「元気を取り戻した」という連続バーディー。2打差の4位で決勝に進み「最終9番のボギーが悔しいけど、すごくいい状態でゴルフができている」と柔和な表情を浮かべた。

 年間6勝で賞金ランク2位だった09年以降8年間Vから遠ざかり、その間は左ろっ骨や背中の激痛に悩まされた。「13年頃は体も心も折れた」。病院を回り、食生活の改善に努めながら少しずつ復調。16年は賞金ゼロ、昨季は23戦中で予選通過は3度だけだったが、終盤からショットの調子が上向き手応えを感じていた。

 オフはタイで約1か月間合宿。「ゴルフ尽くし。このショットなら絶対に頑張れる」。午前6時半からコースに行き、以前なら100球で患部が悲鳴を上げていたが「500球打っても痛みは出なくなった。これだけ体の状態がいいのは09年以来」。練習グリーンに5~6時間いた日もあり、ショット、パットともに自信を深めた。

 今季はシード権がないが、心身ともに苦しい時期を支えてくれた所属先であるダイキン工業の推薦で15年連続18回目の出場。10年に2位に入っている大会で、歴代4位のブランク優勝へ好位置につけた。争うのは鈴木、川岸ら当時中学生だった選手。「優勝したい気持ちも見えてくるけど、まだ不安もある。残り2日間、自分を試される」。節目の通算10勝目へ、気を引き締めた。(岩原 正幸)

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