石川遼の国内開幕戦Vを青木功会長が予言 地方大会連勝で好調で好相性の大会へ

2018年4月12日7時0分  スポーツ報知
  • 開幕セレモニーでJGTOの青木功会長(右)とともに鏡開きを行った石川遼。選手会長としてツアーの発展に尽力する(カメラ・渡辺 了文)

 男子プロゴルフツアーの国内開幕戦、東建ホームメイトカップは12日から4日間、三重・東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)で行われる。6年ぶりに国内を主戦場とする石川遼(26)=カシオ=は11日、プロアマ戦で“神対応”を連発。史上最年少の選手会長が男子ツアー人気復活への意欲を示した。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(75)は2日間競技の地方大会を異例の“中0日”で連勝し、上り調子の石川の優勝を予言した。

 最年少選手会長の石川は、開幕前日のプロアマ戦から全力を尽くした。2番パー4。アマチュアと同じ330ヤードのティーグラウンドから放たれたドライバーショットは、グリーン左手前まで飛んだ。同組で回り、100ヤード以上の差をつけられた俳優の中村雅俊(67)は、「こんなに飛ぶのか」と目を丸くした。7番パー4では第2打を50センチへピタリ。ギャラリーから「プロみたい!」とツッコミが入ると、間髪入れず「プロです!」と笑顔で返した。同組のアマのパットが弱い時には、カーリングでストーンの距離を伸ばすスイープの物まねを披露。プロアマ戦としては異例の大ギャラリーを沸かせた。

 日本ツアー本格復帰と国内開幕戦出場は、いずれも6年ぶり。女子ツアーの人気に押され気味の男子ツアーの救世主として、期待は大きい。選手会長を「覚悟」して引き受け、ピンフラッグの販売を提案するなど、ツアー改革に乗り出している。もちろん、一選手としての向上心も忘れていない。「選手会長になって忙しく練習不足ではないか、と心配している人を安心させるような成績を残す。長期的には世界ランクで自己最高の29位(2009年)を超えたい」と現在の204位からの飛躍を誓う。

 マスターズの“裏開催”だった5~8日には千葉と岐阜で2日間競技の地方大会に“中0日”で参戦し連勝。好調で開幕を迎えた。JGTOの青木会長は「(今大会は)遼が勝つ、と予想している」と笑顔で話した。今大会は過去5戦でトップ10入り3回と相性はいい。01年の片山晋呉、08年の宮本勝昌に次ぐ3人目(99年のJGTO発足後)となる国内開幕戦の選手会長Vを成し遂げれば、男子ツアー復権へ最高の起爆剤となる。(竹内 達朗)

ゴルフ
今日のスポーツ報知(東京版)