祖父は元阪神選手・幡野夏生、ツアー初出場初日で史上2人目ホールインワン

2018年4月21日6時0分  スポーツ報知
  • 17番ショートでホールインワンを達成した幡野夏生は、グリーン上でボールを手に万歳(カメラ・今西 淳)

 ◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第1日(20日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6376ヤード、パー71)

 ツアー初出場の幡野夏生(フリー)が17番パー3でホールインワンを達成。法政二高で夏の甲子園を制し、プロ野球阪神でもプレーした祖父を持つ20歳が、デビュー戦でツアー史上最高額に並ぶ800万円の特別賞金の権利を獲得した。アマ時代に優勝した実力派ルーキーの勝みなみ(19)=明治安田生命=が6バーディー、ボギーなしの65で回りプロ転向後、初の首位スタート。15歳で制した14年のバンテリンレディス以来のツアー2勝目と念願のプロ初優勝を“宣言”した。成田美寿々(25)=オンワードホールディングス=、永峰咲希(22)=ニトリ=も首位。

 ツアー史上4人目、初日での達成は同2人目となるデビュー戦ホールインワンには、ツアー史上最高額の800万円のビッグボーナスがついた。川奈名物の17番パー3。幡野が5アイアンで放った一打は172ヤード先のカップへ。「ギャラリーが『入れ、入れ、入れ、入った~!』と叫んでいてびっくりした。壮大などっきりカメラと思った。ギャラリーはほとんど身内でしたけど」。ツアー初出場での快挙に満面の笑みで振り返った。13年同大会の下川めぐみと並ぶ特別賞金の権利を手にする劇的な一打となった。

 父・和志さんがこの日、50歳の誕生日と、記念が重なった。「いびき解消のための酸素吸入器をプレゼントします」。残り2日間、同じ17番で他の選手が達成すれば、その人数で均等割りとなる。「性格が悪いですけど(この後の達成者は)出ないでほしい」と、ニヤリと笑いながら800万円の“独り占め”を熱望した。

 祖父・幡野和男さんは1960年、巨人入りする柴田勲氏をエースに擁した法政二高の主将として夏の甲子園を制し、その後、阪神入りした。アスリートの遺伝子を受け継ぐ孫はこの日、終盤に抜群の集中力を発揮した。18番パー4は平均スコア4・27で難度2位の最終関門だが、バーディー締め。「浮足立つことなくプレーできた」。2ホールでスコアを3つ稼いで、14位の好スタートとなった。賞金ランクに加算される本賞金の方も荒稼ぎを狙う。

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