17歳・安田祐香、2差3位アマVへ浮上

2018年6月10日6時0分  スポーツ報知
  • 1番、ティーショットを放つアマの安田祐香(カメラ・石田 順平)

 ◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス第3日(9日、兵庫・六甲国際GC)

 4打差5位で出たアマチュアの安田祐香(17)=兵庫・滝川二高3年=が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算12アンダーで首位と2打差の3位へと浮上した。昨年の日本女子アマ女王は小学生時代から慣れ親しんだ地元コースで、大会アンバサダーの宮里藍さん(32)らに続くツアー史上6人目のアマチュア優勝に挑む。今季賞金ランク2位の比嘉真美子(24)=TOYO TIRES=が単独首位で、通算5勝目に王手。

 夏日の神戸に熱気を巻き起こしたのは、地元出身の女子高生アマ・安田だった。圧巻は最終18番。ピン上7メートルからのスネークラインをねじ込んで、バーディー締め。細身の体に大歓声を浴び「すごくうれしい。拍手してもらえると、頑張ろうと思います」と、とびっきりの笑顔を見せた。

 地の利がある。小学3年で地元の坂田塾に入り、中学時代まで「月に2、3回のペース」でラウンドしたコース。「この3日間は大きなミスがないし、ボギーが(2個と)少ない」。この大会も中学まで毎年のように観戦し、小学5年時には元世界ランク1位の藍さんのプレーに「パターが上手な選手」と憧れを抱いた。

 ショット、パットともに安定感が光る。昨年7月にツアー初出場後メジャー2戦を含む5戦で、いずれも予選通過。4月のスタジオアリス7位が最高成績だ。「プロのセッティングで上位にいけて、自信になっています」。この日は3度の賞金女王アン、アマ優勝者・勝と同組で堂々と渡り合い、ツアー自身初の3日連続の60台をマーク。「今の実力で、どこまでいけるか知りたい」と緊張もない。

 快進撃は藍さんの目にも留まった。「最後にバーディーを取って終われるのが、すごい」。史上6人目のアマVについて「アマの方が攻めるゲームができると思うし、プロは守りに入ったりメリハリをつける難しさがあると思う。いい攻防戦になると思います」と期待した。

 「プロの試合で勝った選手はプロでも活躍しているので、自分も勝ってプロの中で戦いたい」と安田。女優・志田未来似の女子高生が主役を演じ切り、藍さんから“バトン”を受け継ぐ。(榎本 友一)

 ◆安田 祐香(やすだ・ゆうか)2000年12月24日、兵庫・神戸市生まれ。17歳。西灘小3年から有村智恵らを輩出した坂田塾に入り、本格的にゴルフを始める。昨年の全国高校ゴルフ選手権団体優勝。同年の日本女子アマで優勝し、アマ日本代表入り。今年1月のオーストラリア・マスター・オブ・ザ・アマチュアズで優勝。得意クラブはショートアイアン。163センチ、54キロ。家族は両親と姉。血液型O。

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