20歳の美人プロ松田が64の猛攻で3位に入り初シード当確…優勝は黄

スポーツ報知
18番、ホールアウトし勝みなみ(左)と抱き合う通算14アンダー3位の松田鈴英(右)

◆女子プロゴルフツアーNEC軽井沢72最終日(12日、長野・軽井沢72G北C)

 8打差7位からスタートしたツアーフル参戦1年目の美人プロ松田鈴英(れい、20)=ニトリ=が4連続を含む8バーディー、ボギーなしの64で回り、通算14アンダーとして3位に食い込んだ。ニチレイレディス(6月)の4位を上回る自己最高成績。賞金560万円を加算し、今季の通算賞金額は約2274万円。昨年の賞金シード(ランク50位)の獲得ラインの約2239万円を超え、初シード獲得をほぼ確定させた。「シード獲得が今季の最大の目標だったので、そこをクリアできたことはうれしい」と端正な顔をほころばせながら話した。「次は最終戦(ツアー選手権リコーカップ)に出られるように頑張りたい」とツアー優勝者と賞金ランク25位以内の選手だけが出られるエリート大会出場に目標を上方修正した。

 首位から出た韓国の黄アルム(30)=フリー=が5バーディー、2ボギーの69と手堅く回り、通算17アンダーとして、先々週の大東建託・いい部屋ネットレディスに続き、今季2勝目、ツアー通算3勝目を挙げた。韓国の申ジエ(30)=スリーボンド=が2打差の2位。

 先週の全英リコー女子オープンで4位と健闘した前年覇者の比嘉真美子(24)=TOYO TIRES=は5バーディー、2ボギーの69で回り、11位。初日は時差ボケの影響で87位と出遅れたが、海外メジャー4位の実力と前年王者の意地を見せた。

 第1、2日に6番パー4(415ヤード)でイーグルを奪い、パー4同一ホール2日連続イーグルの日本女子プロゴルフツアー初の快挙を達成した木戸愛(28)=ゼンリン=は、その6番でボギーをたたくなど苦戦。スコアを3つ落とし、3位から37位に急落した。

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