畑岡、18番チップインバーディーで68「明日はビッグスコアを出したい」

スポーツ報知
ショットが好調の畑岡奈紗

◆米女子プロゴルフツアー メジャー最終戦エビアン選手権第3日(15日、フランス・エビアンリゾートGC=6523ヤード、パー71)

 気温24度の晴れの中、16位から出た畑岡奈紗(19)=森ビル=は4バーディー、1ボギーの68で回り、通算7アンダーにスコアを伸ばした。ホールアウト時点では、首位と5打差の13位としている。

 序盤はチャンスを逃すもどかしい展開だったが、5番で6メートルを決めてバーディーを先行させた。続く6番は第1打を木に当ててラフに入れ、ボギーをたたいた。7、8番はいずれも好機を外したが、「悪い流れになった時に一つバーディーを取れるように」と話していた通り、9番パー5は2オン2パットでバーディーを奪った。混戦の上位にとどまるべく、13番パー5でも3メートルを沈めて伸ばした。

 17番のピンチも第3打を1メートルに寄せてパーセーブ。18番は第2打のアイアンショットで手を放し、グリーン左のラフに外したが、ピンまで約20ヤードのアプローチを見事にねじ込んだ。我慢のゴルフを重ね、最後にチップインバーディーを奪い、7アンダーでホールアウトした。

 ラウンド後は「今日は3日間のうちで一番ショットが良かった。あと2つ、3つバーディーが取れていれば違ったと思う」と振り返り、「明日はビッグスコアを出して上位に絡めるように頑張りたい」と逆襲を誓った。1977年全米女子プロ選手権の樋口久子以来、日本女子2人目のメジャー制覇へ、パッティンググリーンで調整を続けた。

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