佐伯三貴が単独首位で運命の最終ラウンドへ 前日サスペンデッドの第2R終了     

スポーツ報知
単独首位で最終ラウンドを迎える佐伯

◇女子プロゴルフツアー 報知新聞社後援 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン<最終日>(23日、宮城・利府GC=6534ヤード、パー72)

 悪天候によるコース復旧作業のため、日没サスペンデッドとなっていた第2ラウンドの残りが午前6時55分から行われ、同8時31分に終了。15番から再開した東北福祉大出身の佐伯三貴が、2ラウンド連続の68で回り、通算8アンダーの単独首位で5年ぶりの通算8勝目に王手を掛けた。

 東北高出身の大江香織が1打差の2位。ツアー1勝の葭葉ルミ、通算6勝のキム・ハヌル(韓国)が2打差3位で追う。東北高&東北福祉大OGの原江里菜、初優勝を目指す野沢真央、小祝さくらが5アンダーの5位で並んだ。

 大会特別協賛の住友ゴム工業と契約する“ホステスプロ”の新垣比菜は4アンダーの8位。東北高出身の菊地絵理香、服部真夕、通算27勝のアン・ソンジュ(韓国)福島出身の酒井美紀が3アンダーの9位で追う。

 昨季の賞金女王・鈴木愛は1アンダーの21位。右肩手術から約1年ぶりの復帰で15年大会覇者の表純子、前週初優勝を飾った香妻琴乃、東北高校出身の有村智恵は2オーバーの42位で予選を通過した。

 一方で、東北高出身の有村智恵は3オーバーの55位、主戦場の米女子ツアーから帰国参戦した上原彩子は4オーバーの61位、勝みなみは5オーバーの65位で予選落ち。15、16年賞金女王のイ・ボミ(韓国)も6オーバーの69位で予選敗退。米ツアーから帰国参戦した横峯さくらは、7オーバーの75位で予選落ちとなった。

 最終ラウンドは、午前9時50分から1番と10番から同時にスタート。計18組54人で争われる。

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