昨年2位の金谷 初日1オーバーと出遅れ

スポーツ報知
10番でティーショットを放つアマチュアの金谷拓実。初日は1オーバーで発進

◆男子プロゴルフツアーメジャー第3戦 日本オープン第1日(11日、横浜CC=7257ヤード、パー71)

 前週のアジア・パシフィック・アマチュア選手権(シンガポール)優勝で来年の海外メジャー、マスターズと全英オープン出場権を獲得した、金谷拓実(20)=東北福祉大2年=は4バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの1オーバー、72と出遅れた。午前組終了時点で、7アンダー首位の宋永漢(韓国)、B・ジョーンズ(豪州)とは8打差の暫定70位となっている。

 10番スタートの金谷は、11番パー4で左ラフから5ウッドで放った第2打を右に曲げ、4オン2パットのダブルボギーをたたいた。13番でもフェアウェーからの第2打を池に入れ、2つ目のダボ。14番で初バーディーを奪い、後半も2番で1メートルのバーディー、4番パー5で3打目を“OK”につけるバーディーで盛り返したが、72で終えた。

 昨年大会での1打差2位からの雪辱を期して臨んだ金谷は「出だしは緊張もあり、自分らしくないプレーをしてしまった。自分に対する期待の高さもあり、出遅れてしまった」と、悔しそうな表情を見せた。11番は「欲を出して長い番手(第2打の5ウッド)を持ってしまった」と振り返った。だが、2番のバーディーで「少し余裕が出てきた」とし、「最後まであきらめずにできた」と、後半の巻き返しには一定の評価をした。

 第2日に向けて「まずは決勝ラウンドに進んで、そこからまた自分らしいプレーができれば」と、追い上げを誓った。

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