アダム・スコット、“一刀流”で大会自己新67マーク

スポーツ報知
4アンダー11位で初日を終えたスコットは18番をパーセーブし、ギャラリーの拍手に応える

◆男子プロゴルフツアーメジャー第3戦 日本オープン第1日(11日、横浜CC=7257ヤード、パー71)

 2年ぶり参戦の13年マスターズ王者アダム・スコット(38)=オーストラリア=は、3打差の11位で滑り出した。

 二刀を抜かずとも、元世界ランク1位の技を見せた。2年ぶり4度目出場のスコットは宣言通り、バッグに長尺と普通サイズのパターを2本を入れて臨んだが、長尺の“一刀流”で勝負した。1番で3メートル、2番で4メートル、5番で6メートルのバーディーパットを決め「調子が良かったからそのまま使ったよ」。今大会、11ラウンド目で自己最高の67で3打差11位につけた。

 同じユニクロと契約するテニスの4大大会20勝、ロジャー・フェデラー(スイス)が着用する襟なしシャツを着て、観客を魅了した。「彼に敬意を表したんだ。日本が誇るブランドを世界に発信したい」と、PRも忘れなかった。(岩原 正幸)

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