木戸愛が4位好発進、元プロレスラー・修氏を父に持つ美人姉妹タッグ活躍

スポーツ報知
5アンダー4位タイの好スタートを切った木戸愛(右)と妹でキャディーを務める侑来(ゆきな)さん

◆女子プロゴルフツアーNOBUTAグループマスターズGCレディース 第1日(18日、兵庫・マスターズGC=6528ヤード、パー72)

 美人プロの木戸愛(28)=ゼンリン=が7バーディー、2ボギーの67で回り、首位と2打差4位の好スタートを切った。キャディーを務めた妹の侑来(ゆきな)さん(25)との息はぴったり。「妹と力を合わせてやるべきことをしっかりやりたい。当たり前のことですが、目の前の一打にベストを尽くします」と表情を引き締めて話した。賞金ランクでトップを走る「マネークイーン」アン・ソンジュ(31)=モスバーガー=が7アンダーで首位。1打差2位に岡山絵里(22)=ニトリ=、木村彩子(22)=フリー=が続く。「セクシークイーン」と呼ばれる韓国のアン・シネ(27)=NOW ON=は71で35位。

 1970年代から2000年代まで長きにわたって活躍し「キドクラッチ」「キド蹴り」のオリジナル技を生みだした元プロレスラーの木戸修さん(68)を父に持つ美人姉妹タッグが存在感を発揮した。10番からスタートし、最終ホールの9番パー4。木戸とキャディーの侑来さんは5メートルのバーディーパットを入念に読んだ。フックラインを薄めに読んだ木戸に対し、侑来さんは「もっと切れるんじゃない?」とアドバイス。信頼する妹の意見を聞き入れた木戸は難しいパットを沈め、7つ目のバーディーを奪った。首位と2打差4位の好位置で第1日を終えた。

 侑来さんがキャディーを務めるのは今季4試合目。「朝から夜までずっと一緒だけど、妹だから、全く気を使わないから楽です。昔はケンカもしたけど、今はしませんね」と木戸は妹のサポートに感謝する。

 現在、賞金ランク49位。2011年から守り続けている賞金シード(50位以内)のボーダーラインのまま終盤戦を迎えた。「それは考えないようにしている。今、やるべきことに集中することで焦りはなくなります」と木戸は冷静に話す。今大会は年間2番目の高額賞金大会。8年連続の賞金シードを確定することができる上位進出を、さらには2012年サマンサタバサレディース以来、6年ぶりの2勝目を目指す。

ゴルフ

×