浅地洋佑、来年12月予定の「結婚式費用稼ぎます」1差2位発進

スポーツ報知
11番ティーショットを放つ浅地洋佑

◆男子プロゴルフツアー ブリヂストン・オープン第1日(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=7119ヤード、パー71)

 プロ8年目の浅地洋佑(25)=フリー=が7バーディー、2ボギーの66で回り、首位と1打差2位の好発進。8月に結婚した智子夫人(25)と来年12月に予定している結婚式費用を稼ぐべく、ツアー初優勝と2年連続の賞金シード確保を目指す。石川遼(27)=カシオ=は68で3打差8位。李尚熹(26)=韓国=が65で単独首位。

 新婚の25歳が今季最高の滑り出しを見せた。最終9番、浅地は夫人の前で10メートルのバーディーパットを沈め満面の笑み。「まぐれです。元々、このコースは苦手。グリーンの傾斜が読みづらくて。でも最近、パターの調子がすごくいいので」

 東京・杉並学院高で石川遼の2学年後輩で11年にプロ転向し、12年には当時最年少の下部ツアー初V。10代から注目された逸材だが、昨春からパターイップスに苦悩してきた。「テイクバックが上がらなくて…」と今季は長尺も試したほど。今夏、デイブ・ストックトンの「無意識のパッティング」という本を読み「ボールをラインに転がしていくイメージに変えた」。8月以降は4戦連続で予選通過し、賞金ランクも2年連続賞金シード圏内の59位へ浮上した。

 今季は11人の初優勝者が誕生している。「流れには乗りたいですけど、結婚式費用を稼がないと。まずはシードを確実にしたいです」。夫婦二人三脚で、賞金シード確実となる単独7位以内を目指す。(榎本 友一)

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