鈴木愛、2年連続の賞金女王の可能性消える アン・ソンジュの女王がほぼ確定

スポーツ報知
鈴木愛

◆女子プロゴルフツアー伊藤園レディス 最終日(11日、千葉・グレートアイランドC=6741ヤード、パー72)

 6打差10位からスタートした昨季の賞金女王で賞金ランク3位の鈴木愛(24)=セールスフォース=は4バーディー、ボギーなしの通算9アンダーの6位まで浮上したが、賞金ランク首位を快走する韓国のアン・ソンジュ(31)=モスバーガー=が2位タイに食い込み、その差が残り2試合の優勝賞金の合計(4300万円)を上回る4348万5046円となったため、2年連続の賞金女王の可能性が消えた。

 賞金ランク2位につける韓国の申ジエ(30)=スリーボンド=は逆転で賞金女王の可能性を残すが、アン・ソンジュとは3905万9590円の大差がある。申の2連勝が絶対条件で、なおかつアンが2試合連続で低迷しなければ逆転はないため、アンの4年ぶり4度目の賞金女王はほぼ確実になった。

 1打差2位からスタートした韓国の黄アルム(31)=フリー=が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算13アンダーとして今季3勝目、通算4勝目を挙げた。1打差の2位はアン・ソンジュと永井花奈(21)=デンソー=。

 首位からスタートした松田鈴英(れい、20)=ニトリ=は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75と崩れ、通算8アンダーで5打差の10位に終わった。

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