松山英樹、4年ぶりホスト大会Vへ気合「そろそろ勝ちたいな」…ダンロップフェニックス

スポーツ報知
練習場で尾崎将司と談笑する松山英樹(左)

 男子プロゴルフツアーのダンロップフェニックスは、15日に宮崎・フェニックスCC(7027ヤード、パー71)で開幕する。米ツアーから帰国参戦し、2年連続出場の松山英樹(26)=LEXUS=は14日、プロアマ戦で最終調整。公式会見にも出席し、4年ぶり2度目のホスト大会制覇へ強い意欲を口にした。

 プロアマ戦では7バーディーを量産。スマホで動画を撮り、中継局の解説のためにラウンドに同行した加瀬秀樹(58)とも相談しつつ、スイング調整を図った。10番から9ホールで5バーディーとショットが復調。「(この大会)勝ったのは4年前。そろそろ勝ちたいな、という気持ちは強い。(大会主催の住友ゴム工業社と契約する)ホストプロなので期待に応えられるように」とマイクを手に闘志を燃やした。

 予選ラウンドは、石川遼選手会長(27)=カシオ=と約2年ぶりの同組。今季初優勝した飛ばし屋・星野陸也(22)とは初の同組で「今は(石川と)2人とも調子良いとは言えない状態なので、陸也についていけるように頑張ります」と笑った。

 今大会は世界ランク1位のブルックス・ケプカ(28)=米国=が、1994~96年の尾崎将司以来となる大会史上2人目の3連覇に挑む。今年の全米オープン&全米プロ王者を倒す術(すべ)を聞かれ「曲がってくれるのを祈るしかないですね」と苦笑い。ツアー出場は今大会が年内最後の予定。13年のプロ転向後、2度目の年間未勝利回避へ全力を振り絞る。(榎本 友一)

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