松山英樹、6年コンビの専属キャディーと契約解消

スポーツ報知
6番ティーで進藤キャディー(左)と話す松山

◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス最終日(18日、宮崎・フェニックスCC)

 松山英樹は今大会で、13年のプロ転向から6年間コンビを組んだ進藤大典(だいすけ)キャディー(38)と専属契約を終了することを、マネジメント会社を通じて発表した。

 ラウンド後は笑顔で握手を交わし「自分も大典さんも思うことがあった。意見の食い違いとかあった中で、最後この試合は成績が悪いのにギスギスせずできた。来年も何試合か担いでもらうので、次に向けていい試合になった」と振り返った。

 2人は東北福祉大の先輩後輩で、日米12勝を挙げた名コンビだ。進藤氏は「英樹の力になり切れてないのでは、と葛藤があった。こんな僕を6年も使ってくれて感謝です」と目を真っ赤にした。

 最終日に前週使用したエースパターに戻した松山は73で44位。今年はツアー未勝利となったが「来年また日本でプレーする時は、いい状態で戻ってこられるように」と前を向いた。年内は慈善大会のヒーロー・ワールドチャレンジ(29日開幕、バハマ)に出場。16年大会で勝った乾芽衣キャディー(29)をスポット起用し、来年は専属キャディーをつけずに戦う予定だ。(岩原 正幸)

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