【日本Ｓ】前週Ｖの“トラさん”が変速スイングで、大会の盛り上げに気合十分

◆報知新聞社主催　男子プロゴルフツアー今季最終戦　日本シリーズＪＴカップ（２９～１２月２日、東京よみうりＣＣ＝７０２３ヤード、パー７０）

　前週のカシオワールドオープン（２２～２５日、高知・Ｋｏｃｈｉ黒潮ＣＣ）でツアー通算２勝目を手にした崔虎星（４５）＝韓国＝が２８日、プロアマ戦で調整した。「グリーンが速い印象がある。ショットでフェアウェーをキープすることはもちろん、グリーン上のパターがスコアに影響するのではないか」と分析した。

　変則スイングで今季一躍ブレイク。「フィニッシュでは変な格好になっているが、重心はしっかりしている」と説明した。さらに「周囲の応援やメディアの取り上げ方を見て、自分に求められていることは理解しているので、頑張りたい」と高まる人気に気合十分だった。

　トレードマークは「ポジティブなイメージがあるので好き」というオレンジ色だ。トラさんと呼ばれることに「日本になじみのある愛称だと知って、満足している」と笑み。５年ぶりの日本シリーズ出場に「骨が折れるまで頑張ります」と力を込めた。