野村敏京、腰痛の状態よく収穫5位「コース攻略に集中したい」

スポーツ報知
5位に入り笑顔を見せた野村(大会提供)

◆欧州男子&米女子プロゴルフツアー ISPSハンダ・ビックオープン最終日(10日、オーストラリア・サーティーンスビーチ・リンクス・ビーチC)

 欧州男子と米女子の両ツアーの選手が同じコースを交互にスタートする変則的な方式で開催。米女子は2季ぶりの優勝を目指した4位スタートの野村敏京(26)=Qセルズ=が1バーディー、3ボギーの74と伸ばせず、通算5アンダーの5位に終わった。プロデビュー戦の山口すず夏(18)=環境ステーション=は71で1アンダーの22位。欧州男子はデービッド・ロー(英国)が66で回り18アンダーで初優勝。

 3打差を追った野村は74にとどまり5位に終わった。風の影響もあり、グリーン上で苦戦した。3勝目を挙げた2017年4月以来、2季ぶりの優勝はお預け。4日間でワーストの計33パットに「短いパーパットを外してしまった」と肩を落とした。

 腰痛のため、昨年8月以来のツアー復帰戦。今大会中は連日、ホテルで自らストレッチを行い、体調の維持に努めた。3勝目以来のトップ10入りに「(体の状態は)良くはなっている。その部分(患部)は管理していけば大丈夫」と安どした。

 次週は16年に米ツアー初優勝を飾ったISPSハンダ女子オーストラリア・オープンに出場する。「(今週と)同じようなリンクスコースなので、コース攻略に集中したい」。日本女子歴代3位となる米ツアー4勝目に向け、自信を取り戻した。

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