3年前に米初優勝を飾ったコース。野村敏京が3打差2位で最終日へ

スポーツ報知
9アンダーで2位につけた野村(大会事務局提供)

 米女子ゴルフのISPSハンダ女子オーストラリア・オープンは16日、グランジGC(パー72)で第3ラウンドが行われた。3位から出た野村敏京(26)=Qセルズ=は4バーディー、2ボギーの70で回り通算9アンダーで3打差の2位につけた。逆転で2017年4月以来、2季ぶりの通算4勝目を目指す。

 野村は前半に3つ伸ばして一時は首位に立った。2、5番で10メートル超のロングパットを決めるなど快調だった。しかし後半はバーディーが奪えず、やや失速。「気持ち的にはフラットだった。ショットの調子がそこまで良くない。調整していかないといけない」と冷静に振り返った。

 グランジGCでは3年前の大会で米初優勝を飾った。「危ないホールをしっかりパーでしのいで、パー5はそんなに難しくないのでバーディーを取っていければ。このコースなら3打差はないに等しい。自分のプレーに集中することが一番大事。流れに乗って頑張ります」と力を込めた。

 67と伸ばしたネリー・コルダ(米国)が12アンダーで首位。71で回った横峯さくら(33)=エプソン=は1オーバーで50位、73の上原彩子(35)=モスバーガー=は3オーバーで62位となった。

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