尾崎将司、プロ50年目今季「ラストイヤーの覚悟」も「東京五輪まで」現役続行に意欲

スポーツ報知
ジュニアを相手にレッスンを行うジャンボ尾崎(左)

 国内男子プロゴルフツアー最多94勝の尾崎将司(72)=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ=が23日、千葉県内のゴルフ練習場で「ジャンボ尾崎ジュニアレッスン会 by ISPS」を開催。プロ50年目となる今季へ「ラストイヤーの覚悟でやる」と強い意欲を語った。

 永久シード保持者は今年も50歳以上で競うシニアツアーではなく、レギュラーツアーにこだわる。昨年2月に背中を肉離れし、昨季は4度の棄権を含めて7戦で予選通過なし。飛距離アップを目指し、自ら作った複数の「素振り棒」で1日200回以上振り込んでいる。「(20年)東京五輪まで、というのは自分の中では頭に入っているよ」と、今後2年は現役を続けたい意向も表明した。今季初戦は東建ホームメイトカップ(4月18日開幕・東建多度CC名古屋)の予定。「成果が出てきている感じはある。良い話題を提供する可能性はあるよ」と力を込めた。

 この日はまな弟子の原英莉花(20)=日本通運=らとともに、男女23人のジュニアを約2時間にわたって指導。「若い子が頑張っているのを見るのが好き。可能性を伸ばす手助けをしたい」。衰え知らずの情熱をのぞかせた。(榎本 友一)

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