【愛知杯】ウオッカの子が重賞初挑戦!タニノアーバンシー上々の伸び脚!

スポーツ報知
ウオッカの娘、タニノアーバンシー(中)は3頭併せで重賞初挑戦に備えた

◆愛知杯追い切り(11日・栗東トレセン)

 愛知杯・G3(13日、中京)で重賞に格上挑戦するタニノアーバンシーは11日、栗東・CWコースの3頭併せで最後方を追走。馬なりのまま内に入った直線で脚を伸ばして、ラスト1ハロン12秒4(6ハロン85秒9)と上々の伸び脚。外エルビッシュ(5歳500万)に1馬身遅れで、中バリオラージュ(4歳500万)と併入した。

 「サッとやっただけ。休み明けはしまいが甘くなりやすく、前走はその影響があったと思うけど、2戦目以降は力を出してくれますから」。4か月ぶりを叩いた上積みに、辻野助手は期待する。

 角居厩舎がこれまで4頭すべてを手がける名牝ウオッカの子として、初産駒のデビューから3年10か月で重賞初挑戦。1600万の身だが、ハンデ戦で前走から2キロ減の52キロならチャンス十分だ。「牝馬同士で、ハンデ差がありますから。前、前で運んで粘り込めれば」と辻野助手。3年後に勇退の方針が明らかになった角居調教師に、ウオッカの子が18年初タイトルを届けるか。(宮崎 尚行)

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