【阪神大賞典】坂路で52秒7のクリンチャー 宮本師「一度使った上積みはかなりある」

スポーツ報知
藤岡佑(レースは武豊)を背に、栗東坂路を真っ直ぐ駆け上がるクリンチャー

 阪神大賞典・G2(3月18日、阪神競馬場・芝3000メートル)に出走するクリンチャー(牡4歳、栗東・宮本博厩舎)が14日、栗東の坂路で最終追い切りを行った。

 藤岡佑介騎手(レースは武豊騎手)を背に単走で追われ、52秒7をマーク。後半2ハロンは12秒6、12秒4と右肩上がりのラップでスムーズに伸びた。「ゆったり走っていて良く見えた。追い切り後の状態を確認したけど、いつものクリンチャー。一度使った上積みはかなりある」と宮本調教師は好感触をつかんでいた。

 昨年は10番人気の低評価だった菊花賞・G1で2着と好走したディープスカイ産駒。今年初戦の京都記念・G2ではレイデオロなどG1ホース4頭を倒して重賞初勝利を挙げた。今回から新たに武豊とコンビを組む。大目標の天皇賞・春・G1(4月29日、京都)に向けて、勢いをつけたいところだ。

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