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【日本ダービー・川田騎手インタビュー】ダノンプレミアムと狙う平成最後の世代王者

2018年5月21日6時0分  スポーツ報知
  • ぶっつけ本番のダノンプレミアムで2勝目を目指す川田。無事が一番と強調した

 ◆第85回日本ダービー・G1(27日・芝2400メートル、東京競馬場)

 平成最後となる競馬の祭典、第85回日本ダービー・G1は27日、東京競馬場で行われる。注目は皐月賞を右前脚ザ石で回避した4戦4勝のダノンプレミアム。1週前の追い切りで感触を確かめた鞍上の川田将雅騎手(32)=栗東・フリー=が、中間の状態や管理する中内田充正調教師(39)との関係、意気込みなどを語った。

 ―ダービーウィークが始まります。

 「ダービーと有馬記念は毎年参加したいと思うレースですね。それがジョッキーとして大事なことだと思っています」

 ―今年はダノンプレミアムで参戦。ザ石のため皐月賞を回避して直行となりました。17日の1週前追い切りに騎乗した感触を教えてください。

 「1週前なので時計的にしっかりやりました。無事に終えられてホッとしています。皐月賞は1週前をやる前にザ石を発症しましたからね。防ぎようのないトラブルで皐月賞を回避して、無事に出ることの大変さを改めて痛感しました。厩舎の方はいつも以上にホッとする日々を過ごしていると思いますね」

 ―今まで乗ってきた馬たちとは違うタイプでしょうか。

 「新馬から負けずに、これだけ体重が増えて成長を伴いながら、ここまで来るという経験がなかったですから。僕の中にはない、新しい物差しを作ってくれている最中ですね」

 ―どんな感じの馬なのでしょうか。

 「すごく賢い馬だと思います。テンションが上がるのも、周囲の期待を感じているから。競馬が(前走で)4回目で、頑張らないといけないというのを、より理解してきたのもあるでしょうね。賢いがゆえに、テンションが上がっていると、僕は思うので。自分がやらないといけないことに対して、一生懸命なところがあるんです。もっと競馬を走っていって、こちらが教えていければ、オンオフを自分でつくっていけるんじゃないかと思いますね。相手が強くなりますから、頑張らないといけない(と馬自身が思っている)。抜くところ、力を入れるところを理解することができれば、より穏やかに競馬を迎えられると思います」

 ―管理する中内田調教師とは親交が深いですよね。厩舎のG1初制覇に導いた朝日杯FSでは、特別な思いがありましたか。

 「もちろんです。出会って20年以上たちますからね」

 ―初めて会ったのはいつでしょうか。

 「小6の時です。(中内田師の)おじいさんが馬主をしていて、佐賀で開業していた父(孝好)の厩舎に馬を入れてくれていたんです。夏休みに『坊主、馬乗りに行くか?』と言ってくださって。Tシャツをいっぱい買って、新幹線に初めて乗って、栗東トレセンも見に行きましたね。そして、一緒に信楽牧場(中内田師の実家)に滞在させてもらいました」

 ―有意義な時間となりましたか。

 「楽しい時間を過ごしましたね。夜はみーくん(中内田師)のベッドに寝て、みーくんは床に布団を引いて寝ていました。お兄ちゃんのような感じでしたね。楽しくて時間があっという間に過ぎてましたね。その後、(中内田師は)海外に行ってしまったんですけど、何度か文通しましたよ。エアメールで」

 ―その中内田師と挑む日本ダービー。川田騎手は16年マカヒキ以来の2勝目が期待されます。

 「乗るレースは全部勝ちたいですね。それが僕の仕事なので。あとは無事にレースを迎えてほしい。この馬は状態とかよりも無事が一番です」

 ◆川田 将雅(かわだ・ゆうが)1985年10月15日、佐賀県生まれ。32歳。栗東・フリー。04年3月に安田隆厩舎からデビュー。フリーとなった3年目の06年小倉大賞典(メジロマイヤー)で重賞初Vを飾り、08年皐月賞(キャプテントゥーレ)でG1初制覇を達成。13、14年にはJRA最高勝率騎手に輝く。JRA通算成績は1182勝。重賞はG1・11勝を含む64勝。

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