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G1・6勝ロードカナロアが殿堂入り!史上33頭目の顕彰馬に

2018年6月13日6時0分  スポーツ報知
  • 殿堂入りが決まったロードカナロア。13年に香港スプリントを連覇し笑顔の安田隆調教師(右端)と、日の丸を掲げる馬上の岩田ら

 JRAは12日、2018年度の顕彰馬に、12、13年のスプリンターズSと香港スプリント連覇などG1・6勝を挙げたロードカナロア(牡10歳)を選出したと発表した。総投票者数190票中156票を獲得し、全体の4分の3以上の得票という基準をクリア。選出対象4年目での殿堂入りで、史上33頭目の顕彰馬となった。

 選出対象4年目でついに選出された。ロードカナロアの過去3年の得票率は60・7%、63・1%、昨年度は73・4%で4票及ばなかったが、今回は得票数4分の3をクリアして晴れて殿堂入りとなった。「ハードルが相当高く、いつ選出されるのか、とずっと思っていました。やっと選ばれましたね」と現役時代に管理した安田隆調教師はホッとした表情を浮かべた。

 12年のスプリンターズSでG1初制覇を決めると、以降も国内外で最強スプリンターとして君臨し続けた。安田隆師にとって特に印象的なのは香港スプリントの連覇。「日本馬にとって、凱旋門賞を勝つよりも難しいと言われていたレースです。地元の馬でも連覇するのは大変なことです。表記された馬名『龍王』に恥じない圧倒的な強さを見せてくれました」と誇らしげに振り返った。

 最初の香港挑戦の12年には2馬身半差をつけて日本馬として初めてV。引退レースとなった翌年は、5馬身差をつける圧巻のパフォーマンスで連覇を決めた。その13年は高松宮記念、安田記念ではマイルとの“2階級制覇”。続くスプリンターズSも連覇を飾り、年度代表馬に選出された。

 引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬入り。昨夏に初年度産駒がデビューし、アーモンドアイが桜花賞、オークスを制して今年の2冠牝馬に。牡馬ではステルヴィオがスプリングSを勝ち、クラシック戦線で存在感を見せた。「競走能力が高かったので、産駒は長い距離でもこなしています。まだまだいい子供が出てくるでしょう」と安田隆師。歴史的名馬カナロアの伝説はまだまだ続く。(内尾 篤嗣)

 ◆ロードカナロア 父キングカメハメハ、母レディブラッサム(父ストームキャット)。2008年3月11日生まれの牡馬。現役時代は栗東・安田隆行厩舎に所属。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産。通算19戦13勝(うち海外2戦2勝)。G1・6勝を含む重賞9勝。JRA賞は年度代表馬(13年)、最優秀短距離馬(12、13年)。馬主は株式会社ロードホースクラブ。

<安田隆調教師、オメガプランタンで「勝ってお祝いできたら」>

 ○…安田隆調教師は今週17日、函館3Rの3歳未勝利(芝1200メートル)にロードカナロア産駒のオメガプランタンを送り込む。「2着2回、3着1回と勝ち切れなかったけど、いい馬ですよ。勝ってお祝いができたらいいですね」とトレーナー。カナロアとともに短距離線戦を沸かせた同厩舎のカレンチャンの弟で、記念の勝利となるか注目だ。

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