【函館スプリントS】ワンスインナムーン、北の大地で重賞初制覇狙う

スポーツ報知
函館の環境に慣れてきたワンスインナムーン

◆第25回函館スプリントS・G3(17日・芝1200メートル、函館競馬場)

 サマースプリントシリーズ第1戦、第25回函館スプリントS・G3(17日、函館)で、初タイトルを目指すワンスインナムーンは北海道初登場。6日に入厩し、順調に調整されている。鈴木助手は「来て1、2日はカイバ食いが落ちたが、3日目からはしっかり食べるようになった」と実感。12日は角馬場で運動した後にダートコースを1周半。環境に慣れ、落ち着いた脚どりで周回した。

 昨年末の海外遠征帰り初戦となった京都牝馬Sは5着。「香港(スプリント12着)からの間隔が短かった。今回はしっかり間隔を空けた」と鈴木助手は4か月ぶりの実戦へ向けて順調をアピールした。重賞未勝利だが、昨年のスプリンターズS3着と能力は見劣らない。「なんとか重賞を勝たせてあげたい。サマースプリントシリーズに向けた試金石の一戦です」と力を込めた。今回の結果次第で、アイビスSDかキーンランドCへ。初のコースと洋芝をクリアし、夏の短距離王を狙う。(石野 静香)

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