【函館スプリントS】ワンスインナムーンは函館芝コースで追走先着 鈴木助手「すごくいい反応」

スポーツ報知
柴山騎手(レースは石橋脩)が乗り、アグレアーブル(右)と本馬場で併せたワンスインナムーン

 第25回函館スプリントS・G3(6月17日、函館・芝1200メートル)に出走するワンスインナムーン(牝5歳、美浦・斎藤誠厩舎)が6月13日、滞在先の函館競馬場で最終追い切りを行った。

 柴山雄一騎手(レースは石橋脩騎手)を背に、芝コースでアグレアーブル(5歳500万)を5馬身ほど追走。直線入り口で馬体を併せると、しっかり追われて1馬身先着した。鈴木助手は「すごくいい反応を見せてくれました。『いい動きをしていた』と柴山君も言っていた。ヌーヴォレコルトもそうでしたが、うちの厩舎は牝馬の方がたくましい。強い調教に耐えられています。去年の夏くらいからしっかりしてきて、負荷をかけられるようになりました」と成長を感じていた。

 同馬は北海道シリーズ初参戦。滞在競馬も初めてだ。「手探りですし、洋芝という課題もありますが、水をよく飲んでいますし、態勢は整っています」と鈴木助手は順調さをアピール。重賞未勝利だが、昨年のスプリンターズSで3着に入るなど能力は十分。サマースプリントシリーズ初戦へ向けて調子は上がっている。

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