【ラジオNIKKEI賞】エイムアンドエンド、動き絶好!奥村武調教師「雰囲気はすごくいい」

スポーツ報知
3頭併せで僚馬を置き去りにしたエイムアンドエンド(左)

◆ラジオNIKKEI賞追い切り(27日・美浦トレセン)

 絶好の動きを披露した。エイムアンドエンドは美浦・Wコースでの3頭併せでタイセイカレッジ(3歳未勝利)を5馬身、ヘヴンズコーヴ(2歳未勝利)を3馬身追走。直線で内に入り、強めに追われると力強いフットワークで一気に伸びた。4ハロン52秒6―12秒6でそれぞれ3、4馬身先着。「キビキビとした動きで、長くいい脚を使っていた。雰囲気はすごくいい」と奥村武調教師は合格点を与えた。

 2月いっぱいで解散した二ノ宮厩舎から引き継いだ共同通信杯の3着馬。4着のゴーフォザサミットがのちに青葉賞を勝ったこともあり、「レベルの高い馬。うちの厩舎にきてからもすごくよく動いていて、追い切りの時計も良くなっている」と期待は大きかった。

 これまで東京で1勝、3着2回。広いコースで良績を残すが、「癖があるわけではないので、右回り、小回りも全然問題ないと思う」と自信を持って送り出す。母ロフティーエイムは福島牝馬S(06年)の勝ち馬。この舞台で初重賞を手にする資質は十分にある。(西山 智昭)

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