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【函館記念 豊島が見た】7歳で本格化スズカデヴィアス、涼しい函館で元気いっぱい

2018年7月12日6時0分  スポーツ報知
  • 直線でしっかり負荷を掛けられたスズカデヴィアス。重賞連勝なるか

 ◆函館記念追い切り(11日・函館競馬場)

 サマー2000シリーズ第2戦、第54回函館記念の最終追い切りが11日、函館競馬場で行われた。新潟大賞典で重賞初制覇を飾り、7歳で本格化を迎えたスズカデヴィアスは、Wコースで控えめながら活気あるアクション。今年の重賞3勝をすべて7歳馬で挙げた橋田調教師を豊島俊介記者が直撃し、コラム「見た」で陣営の手応えを探った。

 数字に派手さはなくとも、しっかりと追えていることが何よりの好材料。函館・Wコースを単走で駆け抜けたスズカデヴィアスは、直線でしっかりと負荷をかけてきた。5ハロン70秒7―13秒3。活気に満ちた姿が印象的だ。

 涼しい気候を求めて北の大地へ来た。「暑いと調子が悪くなる。去年の七夕賞(4着)は暑くて走れなかった。今年は新潟大賞典(1着)の前から、ここを使うと決めていた」と橋田調教師。自らも2週連続で函館へ足を運び、馬体をチェックする熱の入れよう。「輸送で体は減ったが、今日見た感じでは気にするほどじゃないね」。柔和な笑みが、“ローテ正解”を伝えてくる。

 近3走は〈2〉〈3〉《1》着。3戦連続で馬券圏内を確保したのは初めて。7歳にして本格化と言っていい。先週のメドウラーク(七夕賞)を含め、今年の橋田厩舎は重賞3勝がいずれも7歳馬。「まずいところを直していけば、馬は走ってくれるよ。以前に比べて体を上手に使える」。G1・11勝を誇る名匠の腕を抜きに、今の充実度は語れない。

 橋田師は母ときょうだいの全てを管理してきた。「この母系は晩成」。血統を知るからこそ、辛抱強く育てられたのだろう。父キングカメハメハは今週のセレクトセールで全16頭が売却。“億超え”は6頭と、今なお人気に陰りはない。トレーナーの知恵を土台とした緻密な戦略に血の後押し。古豪があっさり重賞連勝を成し遂げても、なんら不思議はない。(豊島 俊介)

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