【函館新馬戦】洋芝巧者ブランボヌールの半妹アフランシールが2馬身差で完勝!

スポーツ報知
アフランシール(左)が持ったままで直線抜け出す

 15日の函館5R、2歳新馬(芝1800メートル、8頭立て)は、ハーツクライ産駒のアフランシール(牝、美浦・尾関知人厩舎)が直線で抜け出して快勝。15年函館2歳S覇者の半姉ブランボヌール(父ディープインパクト)に続いて、函館の地で初陣を飾った。勝ち時計は1分49秒8。

 岩田騎手を背に、先行する3頭を前に見て4番手を追走。直線でゴーサインが出ると、最後は1番人気の2着馬ディキシーナイト(池添騎手騎乗)を2馬身突き放した。

 母のルシュクルも08年に函館の新馬戦で勝利するなど、北海道の芝で3勝。半兄ブランボヌールも15年函館2歳Sのほか、16年キーンランドCも勝利している洋芝巧者の一族。姉を新馬、函館2歳Sと連勝に導いている岩田騎手は「最後も余裕があったし、折り合いも問題なかった。他馬を怖がる面は多少あったけど、よく走ってくれた」と初陣に合格点。尾関調教師も「(函館への)輸送のあともへこたれなかったし、精神的にも強い馬。馬格もあるし、今後も楽しみ」と笑顔をのぞかせた。今後は札幌2歳S(9月1日、札幌・芝1800メートル)を目標にする。

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