【名鉄杯】ラインルーフが8馬身差をつけてオープン特別初勝利

スポーツ報知
名鉄杯で8馬身差圧勝のラインルーフ(右)

 7月15日の中京11R・名鉄杯(3歳上オープン、ダート1800メートル=マイティティーの競走除外により15頭立て)は、森一馬騎手が騎乗した3番人気のラインルーフ(牡6歳、栗東・松永昌博厩舎)が8馬身差をつける圧勝。オープン特別初勝利を挙げた。勝ち時計は1分49秒1。

 コパノチャーリーが先手を取って1000メートル通過が59秒3という速いペースで逃げる。ラインルーフは2番手で脚をため、直線で逃げたコパノをかわすと、あとは後続を突き放す一方だった。「休み明けだったけど体はすっきりして、いい状態に仕上げてくれました。以前、ダートを使っていたときよりも強かったです。本物だと思います」と、森騎手は快勝の余韻に浸った。

 コースレコードに0秒2差の好時計勝ちに、松永昌調教師は驚きの表情。「乗り込みの量が少なくて自信はなかったけど、強かった。暑い夏にこれだけ頑張ったから今後は放牧へ。重賞に使いたい。阪神にシリウスS(9月29日、阪神)があるので、それに使ってみよう」と重賞を見据えた。

 2着には逃げ粘った4番人気のコパノチャーリー。関東から参戦したローズプリンスダム(6番人気)が3着だった。1番人気のジュンヴァルカンは出遅れのロスが響き、9着に終わった。

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