【次回注目馬】7ハロン戦巧者のマドモアゼルが1200メートルにもめど

スポーツ報知
マドモアゼル

 ◆マドモアゼル(7月15日、福島11R・バーデンバーデンC・3歳上オープン・芝1200メートル=3着)

 1400メートルで3勝を挙げるが、今回を含め2戦連続1200メートルに投入。2走前は二の脚がつかず後方から運んで、他馬とぶつかる不利などもあって9着に終わったが、今回は無理なく2番手につけ、0秒3差の3着に粘った。騎乗した酒井騎手は「スピードを生かしてスムーズな競馬ができれば、このくらい走れる。力を十分発揮してくれました」とパートナーをたたえた。

 「1400メートルだったら負けない馬」(酒井騎手)で、成績が示す通り7ハロンが主戦場。戦前、相田助手は「1400メートルが得意というより、1600メートルだと長いし、1200メートルだと短い馬。1200メートルだと前に行く馬も速いので、甘くない」と距離をやや不安視していたが、今回は好位を取れ、流れにもしっかり対応していた。6ハロンもこなせることを証明し、収穫のあるレースだった。(石野 静香)

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