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【函館2歳S】3月開業 東大卒の39歳林徹調教師、イチゴミルフィーユで最速2歳重賞Vだ

2018年7月17日6時0分  スポーツ報知
  • 東大卒の林調教師は福島で新馬勝ちを決めたイチゴミルフィーユで重賞初挑戦

 ◆第50回函館2歳S・G3(7月22日・芝1200メートル、函館競馬場)

 JRA2歳重賞の開幕戦、函館2歳S(22日)は節目の50回目を迎える。今年は3月に開業したばかりの若きトレーナーが“最速”の2歳重賞Vへ挑む。イチゴミルフィーユで臨む東大卒の林徹調教師(39)は自身の重賞初挑戦で、オーナー、騎手と“トリプル初タイトル”を狙う。

 運命的な縁に導かれ、重賞初挑戦のチャンスをつかんだ。函館2歳Sにイチゴミルフィーユを送り込む林調教師。「私も伊藤工真(たくま)騎手も、オーナーの思いをひしひしと感じていましたので、どうしても新馬戦は勝ちたかった。だから今度も工真騎手は、気合が入っていると思います」

 馬主の保坂和孝氏は、林師にとっては開成高、東大の先輩。出会いは矢野英厩舎の助手時代だった。「高校の同級生を通じて紹介されて、その時に『調教師試験、受けるんだろ』と言われて、それがきっかけに。ゆくゆくは、と思っていましたが、その翌年から試験を受け始めました」。明確な夢に向かって、背中を押してくれた恩人だ。

 16年10月に結婚。その披露宴で保坂オーナーから勝負服をプレゼントされた。そこにはJRA競馬学校時代に同じ厩舎で研修していた縁で伊藤が出席しており、“騎手のモデル”として、着こなしてお披露目してもらった。「『袖を通してもらったなら、競馬に乗ってもらわないわけにはいかない』と、オーナーの思いやり、やさしさですよね」と林師。これがきっかけで2年後、みんなの願いは現実となった。

 舞台の函館について林師は「時計がかかる馬場だと思うし、力の要る馬場をこなせるのは相対的にプラスだと思います」と適性を見込む。自身の重賞初挑戦は、オーナーもジョッキーも初タイトルのチャンス。堅い絆で勝利を目指す。(坂本 達洋)

 ◆林 徹(はやし・とおる)1979年4月4日、兵庫県生まれ。39歳。開成高、東大医学部を卒業し、06年4月にJRA競馬学校厩務員課程に入学。美浦・本間厩舎で厩務員を経て、加藤和、田子、矢野英の各厩舎で調教助手。16年12月に4度目の調教師試験で合格し、今年3月に開業。51戦目の7月1日の函館9R(クレッシェンドラヴ)でJRA初勝利。

<46度目重賞挑戦の伊藤「やれることやる」> ○…デビュー11年目の伊藤は2歳重賞の騎乗は8年ぶり。「馬主さん、林先生との縁があって、力になれたらと思っている。やれることをやって、(重賞を)勝ちたい気持ちはある」と自身46度目の重賞挑戦での初勝利に意気込む。イチゴミルフィーユの新馬戦は、4番手からスムーズに抜け出して3馬身差の完勝。「前走のような競馬ができれば。ちょっと力の要る馬場はこなせる。楽しみです」と全力投球だ。

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