【中京新馬】伯父はディープ ルーラー産駒のドラウプニルがデビューV

スポーツ報知

 21日の中京5Rの新馬(芝1600メートル=10頭立て)は、3番人気のドラウプニル(牡、父ルーラーシップ=栗東・斉藤崇史厩舎)が、好位から直線で抜け出して勝利した。勝ち時計は1分36秒9。

 抜群のスタートを決めると、他馬を行かせて4番手外の好位につけた。折り合いスムーズに運んで直線へ。追い出しにも好反応で外からしっかりと伸び、最後は2着に1馬身1/4差で押し切った。福永祐一騎手は「調教よりも、芝の走りの方が良かったです。スタートがいいと聞いていたけど、本当に速かったです。センスがあって、いい内容だったと思います。距離はもう少しあっても良さそうです」と、伯父に名馬ディープインパクトのいる素質馬の今後に期待した。

 斉藤崇調教師は「スタートが速くて、いい競馬だったと思います。まだ緩いところはあるけど、実戦に行った方が良かったですね。上手に競馬をしてくれました。暑い時期なので、一度放牧に出します」と休養に出して成長を促す意向だ。

 2着には2番人気のバニュルス(Mデムーロ騎手)が入り、1番人気のスギノヴォルケーノ(鮫島克駿騎手)は7着だった。

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