【スポーツ報知杯中京2歳S】素質馬アドマイヤマーズが3馬身差完勝世代最初のオープンV

スポーツ報知

 21日の中京9Rのスポーツ報知杯中京2歳S(2歳オープン、芝1600メートル=7頭立て)は、単勝1・9倍に支持された1番人気のアドマイヤマーズ(牡、父ダイワメジャー=栗東・友道康夫厩舎)が、直線で悠々と抜け出して完勝。デビュー2連勝で世代最初のオープン勝ちを飾った。勝ち時計は1分34秒7。

 スタート後は中団外の3、4番手で折り合いよく運んだ。直線で外に持ち出すと軽い仕掛けで、前に並びかけた。ラスト1ハロン付近でステッキを入れると、好反応で加速。あっさり抜け出し、ラスト100メートル近くを流して2着に3馬身差の完勝だった。Mデムーロ騎手は「かなり強かったですね。前回よりもいい状態でした。ペースが遅かったので、自分のペースで進めた感じ。まだ子どもっぽいところがあって前走は抜け出してからフワッとしたけど、追いかけた方がいいですね。1回使って、馬が全然違っていました」と2走目の良化ぶりを強調した。

 友道調教師は「2戦目で、変わってくれましたね。しまいも良かったし、ジョッキーもいい感触をもってくれたみたいです。夏休みに入って、秋に備えます」と順調に賞金加算に成功して、成長を促す構えだ。

 2着には2番人気のエイシンゾーン(幸英明騎手)が入り、3着は3番人気のブルスクーロ(福永祐一騎手)だった。

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