【中京記念】グレーターロンドン、豪脚発揮　コースレコードで重賞初Ｖ

◆第６６回中京記念・Ｇ３（２２日・芝１６００メートル、中京競馬場、良）

　サマーマイルシリーズ第１戦は、１番人気のグレーターロンドン（牡６歳、美浦・大竹正博厩舎、田辺裕信騎手）が差し切り勝ち。従来の記録を０秒４更新する１分３２秒３のコースレコードで、重賞初制覇を果たした。

　３／４馬身差の２着に５番人気のロジクライ（浜中俊騎手）。３着は４番人気のリライアブルエース（戸崎圭太騎手）だった。

　田辺騎手「いつも人気を背負ってあと少しという競馬が続いていたので、ホッとしました。前走で１４００メートルを使っていたぶん、いつもより行き脚がついて流れに乗れました。ただ、この馬のリズム以上には行きたくなかったので、出たところのポジションで脚をためていきました。直線はいつも伸びてくれるし、スパッと決めてくれて良かったです。馬は完成形に近いので、大きな舞台で活躍してくれることを期待しています」