アウォーディー、右飛節の骨折で安楽死 16年JBCクラシック制覇

スポーツ報知
2月、フェブラリーSに出走したアウォーディー

 2016年のJBCクラシックを制したアウォーディー(牡8歳、栗東・松永幹夫厩舎)が、8月6日に放牧先の鳥取・大山ヒルズで右飛節を骨折し、予後不良となった。同日付で競走馬登録が抹消された。

 アウォーディーは父ジャングルポケット、母ヘヴンリーロマンスで、2010年5月10日に米国で誕生。芝でも14年の目黒記念4着など好勝負を続けていたが、ダートに矛先を向けてから素質が開花した。

 JRAではシリウスS(15年)、アンタレスS(16年)を勝利。地方でもJBCクラシックでG1を勝ち、他にも名古屋大賞典(16年)、日本テレビ盃(16年)を制覇。重賞5勝を挙げた。昨年のドバイ・ワールドカップで5着、今年も6着に入り、海外でも健闘した。

 JRA32戦7勝、地方8戦3勝、海外2戦0勝。計42戦10勝だった。

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