【フェニックス賞】シングルアップが人気に応えて逃げ切り勝ち

スポーツ報知
小倉競馬8Rでフェニックス賞を制したシングルアップ 騎手松山弘平 左 寺島調教師

 8月11日の小倉8R・フェニックス賞(2歳オープン、芝1200メートル=7頭立て)は単勝1・5倍で圧倒的1番人気のシングルアップ(牡2歳、父キンシャサノキセキ、栗東・寺島良厩舎)が逃げ切りでデビュー2連勝を決めた。勝ち時計は1分8秒4。

 4、5Rに続き、この日、3勝目となった松山弘平騎手は「スタートをしっかり出て、頭数が少ないのでハナに行く形になったけど、最後まで余裕がありました。まだじりっぽさがあるけど、突き放していて、いい内容でした。使って良くなっていきそうなタイプだと思います」と評価していた。

 管理する寺島調教師は「切れ味よりもパワーのタイプで押し切ってくれました。初戦(6月3日、阪神・芝1400メートル=1着)から14キロ体重が増えて成長しています(この日は532キロ)。次は小倉2歳S(9月2日、小倉)を予定しています。中2週なので、いい間隔で臨めそうです」と重賞挑戦を宣言した。

 いずれも好位から進めたチュウワフライヤー(3番人気)が2着、アーデントリー(4番人気)が3着に続いた。

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