アウォーディー安楽死…放牧先で右脚骨折、16年JBCクラシック制覇

スポーツ報知
16年JBCクラシックを制したアウォーディー(手前)。ダートで輝いた

 16年のJBCクラシックを制したアウォーディー(牡8歳、栗東・松永幹厩舎)が、放牧先の鳥取・大山ヒルズで6日に右飛節を骨折し、予後不良と診断され安楽死となった。11日にJRAが発表し、同日付で競走馬登録を抹消された。武豊とのコンビで臨んだ6月の帝王賞(8着)が最後のレースとなった。

 同馬は父ジャングルポケット、母がヘヴンリーロマンスで、10年5月に米国で誕生。芝でも14年の目黒記念で4着など好勝負を続けたが、ダートに矛先を向けて素質が開花。15年にシリウスSを制すると、16年に入っても名古屋大賞典、アンタレスS、日本テレビ盃、そしてJBCクラシックと、砂転向後は無傷の6連勝(重賞5勝)で交流G1制覇を成し遂げた。また2年連続でドバイ・ワールドCにも挑戦し、昨年が5着、今年は6着だった。

 JRA32戦7勝、地方8戦3勝、海外2戦0勝。計42戦10勝。総獲得賞金は4億9273万6800円。

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