【小倉新馬戦】半兄ブラストワンピースのヴィクトリアピースが初陣飾る

スポーツ報知
小倉5R・2歳新馬、1着のヴィクトリアピース(左)

 19日の小倉5R・2歳新馬(芝1800メートル=15頭立て)は半兄に今年の毎日杯を勝ったブラストワンピースを持つ1番人気のヴィクトリアピース(牝、栗東・橋口慎介厩舎、父ヴィクトワールピサ)が直線で抜け出し、初陣を飾った。勝ち時計は1分51秒1。

 発馬でダッシュがつかずに、道中も中団からの追走になったが、馬群の外へ持ち出した3コーナー手前から進出を開始。鞍上のアヴドゥラ騎手が必死に手綱を押しながら徐々に加速すると、ラスト100メートルあたりで先頭へ立ち、最後は2着のギルマに1馬身1/4差をつける完勝だった。

 騎乗したアヴドゥラ騎手は「内、内に行くような感じでしたが、それを修正しながら乗りました。調教にも乗っていたし、新馬の中では一番と言っていいぐらい期待していた馬。将来性も含めて楽しみです」と振り返った。管理する橋口調教師は「出遅れは想定内。追い出してからエンジンがかかるまで時間がかかりますが、そこから長くいい脚を使います。強い競馬だったと思います。距離が延びてよさそうです」とホッとした表情を浮かべていた。今後は未定。

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