【クローバー賞】2番人気ウインゼノビアが未勝利戦から連勝でオープン初勝利! 松岡「馬がすごく良くなっている」

スポーツ報知
札幌9Rクローバー賞 スクリーンヒーロー産駒のウインゼノビアが、快速を生かし特別勝ち

 19日の札幌9R、2歳オープンのクローバー賞(芝1500メートル=12頭立て、アンビートゥンは出走取り消し)は2番人気のスクリーンヒーロー産駒ウインゼノビア(牝、美浦・青木孝文厩舎)が押し切り勝ち。未勝利戦からの連勝でオープン初勝利を飾った。勝ち時計は1分32秒2。

 新馬戦(2着)以来、2度目のタッグの松岡正海騎手を背に好スタートからハナに立ち、マイペースに持ち込む。直線では2番手を追走した5番人気のパブロフテソーロ(吉田隼人騎手騎乗)をグングン引き離し、3馬身差で余力を持って押し切った。鞍上は「馬がすごく良くなっている。距離も2000メートルくらいまで大丈夫そう。まだまだ良くなる馬だよ」と伸びしろを強調。開業2年目の青木孝文調教師にとっては、これがうれしいオープン初勝利。「体調も万全で不安はなかったです。(オープン初勝利に)着差もあったので声は出なかったですね。これくらい渋った馬場(稍重発表)も合っていたし、1800メートルに延ばしても問題なさそう。以前から雰囲気のあった馬。賞金を加算できましたし、オーナーサイドと相談しながらどういう形でG1に向かっていくか考えていきたいですね」とさらなるステップアップに期待を寄せていた。次走は馬の様子を見ながら決められる。

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