【西部スポニチ賞】ウオッカの子タニノフランケルが勝利次走は菊花賞トライアルへ

スポーツ報知
小倉10Rを制したタニノフランケル

 8月19日の小倉10R・西部スポニチ賞(芝1800メートル=7頭立て)は、名牝ウオッカの子で2番人気に支持されたタニノフランケル(牡3歳、父フランケル=栗東・中竹和也厩舎)が逃げ切って勝利。通算3戦目を挙げた。勝ち時計は1分45秒4。

 少頭数で最内枠から楽にハナを切り、後続を離してマイペースの逃げを打った。前半1000メートルを59秒5で淡々と流していくと、直線もしぶとく脚を伸ばしてそのまま2着に4馬身差をつけて押し切る完勝だった。昨年は2つ上の半姉タニノアーバンシーが勝っており、きょうだいでこのレースを連覇。幸英明騎手は「強かったですね。引っ張らずに、自分のペースで行こうと考えていました。跳びが大きいので、そこまで速いペースには感じなかったですね。最後まで手応えがありました。切れる脚はなく、長くいい脚を使えるので、こういう競馬が合っていると思います」と笑顔で振り返った。オーナーサイドは、秋に神戸新聞杯(9月23日、阪神)から菊花賞(10月21日、京都)を目指す意向を明かした。

 2着には1番人気のカフジバンガード(和田竜二騎手)が入り、3着は4番人気のロードスター(松山弘平騎手)だった。

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